約 2,801,757 件
https://w.atwiki.jp/saki_nodoka/pages/185.html
「……1位、ですか」 朝のニュース番組の終盤にあるおまけの占いコーナー。 興味はありません。私はこういうの、信じていませんから。 ならなぜ今こうして最後の方まで見ているのかというと、 それはあの人――宮永さんのため。 私は信じていないけれど、宮永さんならきっと好きだと思ったから。 (いい結果だったら教えてあげましょう) と思い、チャンネルを切り替える手を止めたのはつい先ほどのこと。 そして見事に2位という輝かしい結果を残した宮永さんの星座。 これならきっと喜んでくれるはずと、その日1日の大まかなアドバイスと ラッキーカラー、ラッキーアイテムを頭に入れ終わったその時、 『おめでとうございます!今日の1位は獅子座の皆さんです!』 という女子アナウンサーの元気な声が耳に入ってきた。 それが、今のこと。 どうやら今日は私が1位らしい。でもだからって、あまり嬉しくはない。 だいたい、生まれた日にちだけで見ず知らずの人のその日に起こることなんてわかるはずないじゃないですか。 …なんて、宮永さんに言ったら落ち込むでしょうから絶対に言いませんけど。 ちらりと時計を見てみる。 いつのまにやらあと少しでいつもの時間。 そろそろ出ようと腰を上げ、テレビのスイッチを切ろうと電源ボタンに親指を添えた―――その時! 『…獅子座の皆さんは特に恋愛運が絶好調ですね♪ 勇気を出して1歩踏み出せば、きっと進展があることでしょう! ラッキーカラーはイエロー、 ラッキーアイテムは傘です!日傘でもOKですよ~♪…』 ピタリと、手が止まってしまった。 い、今…なんて言いましたか?恋愛運?し…進展!? 一瞬で浮かび上がるあの人の笑顔。 胸の奥の方が、じわりと熱を持つのを感じた。 「いや…、なな、何を考えているんですか!私はっ」 占いなんて非科学的ですっ!オカルトですっ! ラッキーアイテムとかカラーとかっ、そんなもの持ち歩いたところで何かあるはずありませんっ! ぶんぶんと首を振りながら、まだ最後まで原稿を読み上げていないであろう女子アナの声を ぶちっとテレビの電源を切り遮ったところで、私は鞄を持って玄関へと足早に向かった。 しかし、普段の私らしくないよからぬ考えを少しでも消そうと、 忘れ物はないかと慌てて辺りを見回したのが失敗だったのかもしれない。 「あ…」 お父さんの大きな黒い傘の隣にかかっている、私の…黄色の水玉模様の…お気に入りの、傘。 それが目に入ってしまった。 認識するのと同時に、先ほどの星座占いが一瞬でフラッシュバック。 う、占いなんて… そんなことで私の運命なんて… だけど、万が一それで…宮永さんと……! どれだけ迷っていたのだろう。 ハッと我に返りリビングの時計を見ると、時刻はすでにいつもの出発時間よりも7分ほど、 いや、10分は過ぎていた! (しまった…!) 本来ならこの場合、学校に遅刻してしまうかもしれないことを 最初に心配するのだろうが、私は違った。 自分のことよりも、私を待ってくれているかもしれない彼女のことを1番に思った。 意を決してその傘を手に取る。 悩んでいたってしかたがない! そうです! 占いを信じるのではなく、 占いを信じる宮永さんを信じればいいんです! それならなんの躊躇いもなく、これを持っていける。 (多少の無理があるのは承知の上です) 「行ってまいります!」 左手に鞄、右手に傘を持って勢いよく飛び出した。 目指すは学校――ではなく、宮永さんと落ち合う予定のあの場所。 …だけど。 (何もこんなに晴れてなくてもいいじゃないですか…… せめて、せめて曇っていればよかったのに) だなんて、この天気をよく思っていないのは私くらいなんだろうな、と思いながら走った。 どうか、いい1日にっ……!! 『私たちの日常~and Happy Day!~』 「…はあっ…はあっ…!」 あれからずっと走り続けている私ですが、ふと気付いた2つの事実がその足取りを重くさせました。 1つ目は、「ラッキーカラーとアイテムを1つにまとめる必要はなかった」ということ。 ラッキーアイテムの傘だけなら、折りたたみ式のもあった。 それならわざわざ手に持たず、鞄の中に隠して登校できたのに…。 2つ目は、「宮永さんが私を今でも待っている可能性はとても低い」ということ。 少しだけ冷静になって考えてみれば、別にこのことを約束していたわけではないし、 一応こうやって急いではいるけれど、恐らく5分以上は遅れているだろうから。 「はあっ、はあっ、はあ…はぁ……」 今のは荒れた息?それともため息? ああ、私は朝からいったい何をしているんでしょうか。 晴れているのに傘を持ち、割と本気で全力疾走なんかして。 考えれば考えるほどに呆れてくる。 でも、まったく期待していないといえばそれはウソになった。 きっともういないとは思いつつも、心のどこかで もしかしたらまだいるんじゃないか、待っていてくれるんじゃないか…と、考えずにはいられなかった。 …それはもう、願望に近いものだったと言ってもいいかもしれません。 ようやく待ち合わせ場所(?)が見えるところまでやってこれた。 祈るような思いで――期待:不安=6:4くらいの気持ちで――そこに目を凝らせば… そこには、何やら落ち着かない様子で同じところを行ったり来たりしている念願の彼女の後姿が! 「み…みやながさ……っ!」 いたっ!宮永さん! 待ってくれていた! 待ってくれていたんだ! あまりの嬉しさに思わず破顔! 沈みがちになっていた足取りが一瞬で回復! そして一目散に彼女の元へ! 「み…っ、みや、宮永さーん…!!」 声を掛けたあとにすぐさま振り向いてくれた彼女の笑顔を見て つい手を振りそうになってしまった私ですが、 近付くにつれてだんだんとはっきりしてきた宮永さんの目元に うっすらと涙がにじんでいるのを確認できたその刹那、 そんな浮かれた思考はどこかへ消えていきました…っ。 「はあ、はあっ…ごめんなさい、待たせてしまって! あ、あの、支度に戸惑ってしまったもので(き、きっと私のせいですよね!?)」 「お、おはよう! ううん、大丈夫!気にしてないよ!」 「お、おはようございます…。本当ですか? (よかった…)ありがとうございます! …あれ?宮永さん、なんだか顔が赤いような…?」 「ぅええっ!?あ、な、なんでもないから!全然!気にしないで!」 「??」 「ほ、ほらっ。もう行こう?遅刻しちゃうかも!」 「あ、そ、そうですね!すみません私が遅れたばっかりに…」 「だ、だから気にしてないってば!」 てっきり私のせいで泣いてるんだと思いましたが…どうやら違ったみたいです。 それはそれで一安心なのですが、やっぱり申し訳なさが込み上げてくるのには変わりありません。 もう一度…いや、もう何度でも謝ろうと口を開きかけたその時、 ふいに宮永さんに手をとられ、嬉しいやら恥ずかしいやらで言葉に詰まってしまいました。 ってこの短期間で一喜一憂しすぎです!私っ! * 「ところで原村さん、さっきから気になってたんだけど…」 「…はい、なんですか?」 「今日、雨降るの?」 とうとうきたな、と思いました。 予想していた通り、今日という日には到底ふさわしくない傘というアイテムを持っている私に対し、疑問を投げかける宮永さん。 それに対する私の答えは、こう! 「夕立があるって聞いたんです」 「え、ホントに?あちゃー、私折りたたみ傘も持ってきてないよ」 「あ、でも!たぶん降らないでしょうから…心配しなくていいと思います」 「でも天気予報でそう言ってたんでしょ?」 「う…あの、その、あまり当たらない予報士のものなので…」 「そうなの?」 「ええ…」 な、なんとか誤魔化せましたが、余計な心配をさせてしまいました… もう少しくらいまともなことは言えなかったんでしょうか…… ― ―― 結局、いつもとさほど変わらない時間に着きました。 これならもうちょっとゆっくり歩いてもよかったんじゃ…。なんて。 「じゃ、原村さん!また部活でね♪」 「あ、はい!…じゃなくて み、宮永さん!」 「ん?」 無意識の内に例の傘を握り締めながら、私はあの星座占いのことを思い出していました。 そう、『勇気を出して、1歩踏み出せば』……!きっと! 「よかったらお昼…一緒に食べませんかっ?」 「!…うん!もちろんいいよ! 今日は私もお弁当作ってきたから、おかずの交換っこしよ!」 「はっ、はい!楽しみにしてます!」 「私も♪じゃあまたお昼にね~」 控えめなれど、今度こそ手を振り返した。 宮永さんが教室に入るのを最後まで見届けてから、自分の教室へ向かう。 その顔が自然とほころんでいるのにも気付かないまま。 あの占いが言っていたように、自分なりに一歩踏み出したら…いいことがあった。 正直言って複雑ですが、ああでも言われなきゃ私から宮永さんを誘うことはできなかったと思います。 (で、でも最終的には私自身の努力の結果ですからっ!) という言い訳はいったい誰に向けたものなのか。 ともかく、この日以上に待ち遠しいお昼休みはありませんでした。 * 待ちに待ったお昼の時間。 前に麻雀部の皆さんとで食べた所と同じ場所で食べました。 で、ですが、今日は2人っきり。 初めて出逢った頃は、まさかこんな風になるだなんて想像もしてませんでした。 何から何まで色んな意味で驚きの連続。 隣でニコニコとお弁当を開ける宮永さんを見つめながら、想う。 できることならもっともっと近付きたいですが、今のままでも私は充分―――。 約束していたおかずの交換を交わした後(お互いに卵焼きでした。おいしいと言ってもらえてよかったです!)、 色んなことを話ながらお昼休みを過ごしました。 たわいもない世間話から、 ご近所が最近飼い始めた子猫がとてもかわいい話だとか 売店新発売のメロンパンが結構おいしいらしいとか、とにかく色々。 ですが、ここで予想外のことが起こりました…! 宮永さんから今朝の占いの話題が出たんです!しかも!2位のことまで! ということは宮永さんも同じ占い番組を見たってことですよね? イコール今日の1位が何座なのかもわかっているはず…! イコールなぜ私がアレを持っていたのかバレてしまうかも!? 今日の私ではどんなに冷静に“宮永さんの星座が2位だった”ことを伝えても 何らかの形でボロを出してしまうような気がして、あえて黙っていたというのに…っ。 少しでも早くこの話題を終わらせたくて、 「それはよかったですね!なにかいいことありましたか?」と尋ねたら 「うん!ちゃんとラッキーカラーとラッキーアイテムもそろえてあるんだよ!」と、 嬉しげに見せてくるはかわいらしい赤色のチェックのハンカチ。 (えぇっ!どうしてここまでそろえてあるのに1位のことを突っ込まないんですか!? それはそれでいいんですけど、逆に怖いです宮永さん…!) それともまさか、私の星座、ひいては誕生日を知らないなんてことは… あ、2位の結果だけ見て1位が何座なのかまでは見てないとか…ないか。 いや、宮永さんならありえそう…。たとえばすぐにそのハンカチを取りに行ったとか…ど、どうでしょう? すっかり挙動不審になってしまっていた私がとりあえず肯定したその返答に、 さすがの宮永さんも不思議に思ったのか、「? う、うん!だといいよね!」と若干の苦笑い。 …よし、なんとか一区切り付きました。 もしここで追及されでもしたら間違いなく終わります。早く、次の話題を―――。 キィーンコォーンカァーンコォーン…… 「えっ!もうそんな時間!?」 そう言って驚いた宮永さんに続いて、私も内心かなり驚きながら時計を見ました。 もう5分前…時間、ですね。 短い間でしたけど、すごく楽しかったです。 宮永さん、なんだか残念そうにしてますけど… また…誘ってもいいんでしょうか……? * 「ふう、疲れた!」 「お疲れ様です、宮永さん」 「うん!原村さんもお疲れ!」 今日の部活も有意義に過ごすことができました。 緊張が解けたみなさんとまどろむこの時間が好きです。 この大切な時間を終わらせてしまわないためにも、全国で優勝しなくては。 改めて思い、ふと眺めたベランダの先には、澄みやかな夕空が広がっていた。 きれい。 雀卓やお茶の後片付けをしたら解散。 ゆーきと部長と染谷先輩と須賀くんにあいさつを済ませたところで、 宮永さんから「一緒に帰ろ?」と声を掛けてもらい、部室から出た。 宮永さんと一緒に帰るこの時間も、絶対に失いたくない時間のひとつ。 昇降口へ到着した辺りで、そういえば持ってきたんだったと 例の傘を傍らに、宮永さんに聞こえないよう軽くため息をついたところで 「うわっ!雨降ってきたんだけど!」 という他の清澄生の声に驚いて顔をあげた。 「「雨!?」」 私と宮永さんは急いで昇降口から外を見てみた。 すると、ぽつぽつと確かに雨が降っている。 それは見る見る内に大降りになり、私たちが帰るタイミングを完全に打ち消してしまった。 ……って、夕立ですか!? ま、まさか本当に降ってくるとは……!! 「朝に言ってた夕立、当たっちゃったね」と宮永さんが驚いていましたが、 実はこの時1番驚いていたのは…私でした。 へ、変な偶然もあるものですね……。 * 「今日雨って言ってたっけ?」とか、「マジありえね~」とか、 昇降口付近で立ち往生してる他の清澄生のそんな会話はつゆ知らず、 私はあることだけを一心に考えていました。 天候は雨。 人数は2人、でも傘は1本しかない…ということは、これは 俗に言う、相 合 傘 の チ ャ ン ス なんじゃあないでしょうか…!? あああ、でも、どうしましょう!? この期に及んで相合傘に誘う勇気なんて持ち合わせていませんし、 占いが言っていた一歩はもうすでにお昼休みを誘うのに踏み出してしまいました… で、でも一緒に帰りたいですし…ここは雨が待つまで待ってましょうか。 そうすればもう少しだけ長く、一緒にいられる。うん、それがいい。…はぁ、相合傘。。 「は、原村さん、先に帰りなよ? 一緒に帰れないのは残念だけど、せっかく傘持ってきたんだし。 私は大丈夫だから。ね?」 恐らく気遣ってくれたのだろう。 宮永さんが私に声を掛けてくれた。 私は「いえ、待ってますよ」、と言いかけて止める。 残念…と言ってくれましたか?今。 「ね?原村さん!その分明日、ちょっと寄り道とかしてさ!」 「残念、ですか?」 「え?」 「私と一緒に帰れないことが…残念、なんですか?」 「…あ」 別にそんな深い意味で聞いたつもりはなかったのに、宮永さんは急に顔を赤くしてしまった。 そして、そんな彼女は次に 「…うん。すごく残念。実は私、原村さんと一緒に帰るのいつも楽しみにしてたから」 と、はにかんだ笑顔で続けた。 ……いやいや、反則でしょう。 そんな嬉しいことを言われたら、勇気がどうとか占いがどうとか関係ないような気がしてきました。 いや…そうですよ!絶対に関係ありません! 占いなんて、生まれた日にちや手相なんかで運命を決めようとするオカルトものなんです! それをなんですか、私としたことが! 「占いが言っていた一歩はもう踏み出した」?? 占いなんかの言うとおりにしてしまうから、運命を決められてしまうんです! 私の運命は…、私が決めるものなんです―――!! 「では、宮永さん…い、一緒に!帰りましょう!」 * 今だから言います。心臓ばくばくでした。 「い、一緒に?」 「そうです!」 「え、でも雨…」 「で、ですから!これで!一緒に…!」 「……相合傘…ってこと?」 「……っ…(うう…)」 傘を持つのも、うなずくのも精一杯。 もし相手がゆーきだったら、傘を支えるこの両手がこんなにも震えることはなかったと思う。 そのワケは……言わずもがな。 とにかく、この時の私は何かと必死だった。だけど、返ってきた返事は… 「あ、ありがとう!原村さん!で、でもやっぱり悪いよ。 私が傘持ってこなかったのがいけなかったんだし、夕立だからきっとすぐ止むと思うし…~……」 恐らく宮永さんはこの後も何か言葉を続けていただろうけど、 あいにく私の聴覚はそれを思いっきり受け流してしまっていた。 今頭の中にあるのは、Σガーン!断られたっ! ←これだけ。 ぜ、絶対変だと思われた…踏み出すんじゃなかった、一歩…orz 「あ…で、ですよね……。ごめんなさい、宮永さん。迷惑でしたよね…」 「だかr…え!迷惑!?」 「急に相合傘だなんて…そんな変なこと。それも、私なんかと」 「えっ、ちょっ、ちょっと!原村さん!?」 「しかも夕立ですし、すぐあがりますよね…。そこまでして私と帰る必要なんてどこにも……」 「わあぁっ!!原村さん!ストップストップ!」 「はい…?」 「帰る必要ならあるよ!充分ある!だからやっぱり帰ろう!一緒に!!」 「えっ!?で、でも、迷惑じゃ…」 「そんなの全然思ってないよ!むしろ…っ!」 「…? むしろ……?」 「う…む、むしろ…嬉しかった、かも……」 「!! 宮永さん…っ!」 「え、えへへ…。じゃ、じゃあ、行こっか?」 「は、はいっ!」 前言撤回。踏み出してよかったです、一歩! 「お邪魔します」と傘の中に入ってくる宮永さんを見ると、自然と笑みがこぼれます。 やはり、信じるべきは自分自身なのですね。今改めてわかりました。 一方その頃、この時のことを一部始終見ていたらしい部長たちに 翌日思いっきりからかわれてしまったのは、また別のお話。 * 「いれてもらってるんだから、私が持つよ!」 「誘ったのは私なんですから、私が持ちます!」 で、結局「2人で持とう」ってことに落ち着いた、傘持ち合戦。 宮永さんがそう言わなかったらずっと続いていたような気がします。 というわけで私たちは今相合傘をしているので す、が! 近い!こ、こんなに近くなるものなんですね、相合傘って…! 決して密着しているわけではないですが、初めてやった分、緊張の高まりがものすごいことに…! (心臓が、うるさい……っ) 何か話をしなければいけないのはわかってる。けど、そこまで考えがまわらない。 ふと目が合うこともあったけど、この現状がはずかしすぎてついそらしてしまった。 そういえば、私は今どれくらい赤面しているんだろう…いつもの比じゃないことだけは確かだけど。 いや、そんなことより、話だ。もうなんでもいいから何か話そう!(このままじゃ心臓が持ちません!) 「「あのっ…、!!」」 え、かぶった!? 思わず足を止めてしまう。 「あ、ご、ごめんなさいっ!なんですか!?」 「う、ううん!原村さんから言って!」 「い、いえ!宮永さんから…」 「いいよいいよ!私なんでもないから!」 「わ、私もなんでもないですっ!」 「……」 「……」 「……あははっ」 「……ふふ」 なんだかおかしくなって笑いあった。 そうしたら、さっきまであんなに緊張していたのがウソだったかのように、気持ちが落ち着いた。 そしてどちらからともなく、また歩き出す。 やっぱり、こういった雰囲気の方が好きですね、私は。 かなり雨が弱くなっても、完全に止むまで黙っていました。 少しでも長く、相合傘を続けていたくて。 でも止んでしまったものはもう仕方ありません。 なんだかんだでいい思いをさせてくれた黄色の傘にちょっとだけ感謝の気持ちを込めつつ、 ばさばさと傘をたたみながら、宮永さんに話しかけました。 「あの、ま…またできたらいいですね!相合傘」 「あ、うんそうだね!またしよう!」 「はい!…あ!宮永さんっ!」 「ふぇっ!?なっなに!?」 宮永さんが慌ててこちらを振り向くのが気配でわかる。 私がいきなり大きな声で呼んだのですから、驚くのも無理はないですね、ふふ。 …ですが。 「ほらっ、見てください!虹ですよ!」 「え、虹!?」 そう。私が指差す空の向こうに、一際大きくてきれいな虹が架かっていたんです。 夕立の後にできやすいみたいですが、ここまで感動するような傑作は初めて見ました。 「…きれいだね」 「ええ、ホントに…」 またひとつ、いい思い出が増えた。 今日は朝から星座占いなんかに振り回されて大変な1日になると思いましたが、 1位とか2位とか…そんな結果に関係なく!とても幸せな1日になったと思います。 「原村さん」 「なんですか?」 「明日も、一緒に学校行こうね?」 「…はい!」 そう、彼女のおかげで。 ~FIN~
https://w.atwiki.jp/idolish7tw/pages/1924.html
5月28日是... 壯五的生日! 在今年的生日企劃『i-HAKE!~派遣偶像!~』, 偶像們受到委托將在派遣地點幫忙! 千萬別錯過壯五的活躍表現! 生日限定服裝[i-HAKE!]系列為 由SR登場可覺醒為UR的RabiTV服裝! 本次的滿滿的『壯五』期間限定高級甄選, 將於生日前夕的23點開始!將有2種類型登場! 【1】首次甄選時附贈徽章!限定高級甄選 【2】付費星石限定!超值的每日更新限定高級甄選 每日更新限定高級甄選的第1天是 保證可甄選到一張SR逢坂 壯五[i-HAKE!]服裝! 第2天之後也準備了特訓道具,UR覺醒道具等超值的道具套組...! 不僅生日紀念甄選,也請務必確認以下的内容喔。 ‧過去的生日限定服裝將在偶像目錄中登場! ‧生日特別Hall擺飾將在Hall商店中登場! 另外,從今年的生日開始, 將舉辦新活動『Rabbit Community』! 傳送訊息及贈送禮物給偶像,來炒熱偶像的生日吧。 舉辦期間及活動細節請參閱近期預定刊登的公告喔 ■活動期間■─────────────── ◆特別登入禮舉辦期間 5/24(一) 3 00 ~ 5/29(六) 2 59 (5/28份的登入禮領取期限) ※期間中每天3 00切換。 ◆滿滿的『壯五』生日期間限定高級甄選(2種) 5/27(四) 23 00 ~ 6/1(二) 22 59 ※若活動期間中遊戲進行臨時維護,時間表可能會更動。敬請見諒。 ※於偶像目錄Pick up登場/Hall商店中限定擺飾的追加,是依據限定甄選的舉辦期間為準。 ■甄選介紹■─────────────── 【1】首次甄選時附贈徽章!限定高級甄選 ▼促銷活動 首次甄選時贈送演唱會獲得的EXP提高20%【壯五2021生日限定】徽章! ▼注意事項 ※不論是甄選1人或甄選11人,「首次」甄選時皆可獲得徵章,每人限1次。 【2】付費星石限定!超值的每日更新限定高級選 本甄選為1天1次限用付費星石100個甄選11人的限定高級甄選。 ▼每日附贈好禮内容 第1天:甄選11人時,保證可甄選到一張SR逢坂壯五[i-HAKE!]服裝! 第2天:特訓道具套組 ‧Shout Soul★×30 ‧Shout Soul★★×12 ‧中強記號★×18 ‧中強記號★★×12 第3天:覺醒道具套組 ·Idol Hearts×7 ·Shout Hearts×50 第4天:培育套組 ·[強化用]國王布丁[Shout 4]×4 第5天:逢坂 壯五[i-HAKE!]服裝的迷你偶像 ▼注意事項 ※限用付費星石。 ※每日好禮將於舉辦期間内每天23 00切換。 ■甄選共通注意事項■─────────────── ※甄選11人一定會獲得1位SR以上的團員。(SR以上也包含此次限定服裝以外的團員。) ※上述SR以上團員的登場機率,與轉蛋票券甄選的機率相同。 ※本甄選中登場的團員細節,可於轉蛋畫面的[轉蛋機率一覽表]確認。 ※轉蛋機率一覽表顯示的機率是省略小數點以下數字。各團員詳細數值請確認卡片機率一覽表。 ※若活動期間中遊戲進行臨時維護,甄選時間表可能會更動。 ※限定公開團員今後也可能會再次登場。 ※若於轉蛋即將結束前進行甄選,有可能會無法正常獲得團員。請妥善安排時間。 ※甄選為隨機抽選,因此可能出現重複的團員。
https://w.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/1447.html
誕生日記念イラスト。
https://w.atwiki.jp/ameba_pigg/pages/2465.html
Happy Bow Tie aprilfools_bowtie_*_1003.swf bl, gn, rd April Fools 2010 Theme Entertainment Jocks & Hoaxes Open Mic Limited Unisex Fashion Other 1500 Gummies http //info.pico.ameba.net/2010/03/30/330-41-jokes-hoaxes-open-mic-event/
https://w.atwiki.jp/animesongs/pages/1645.html
ダーティペアFLASH2 キミがダイスキ♥|國府田マリ子 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ダーティペアFLASH2「キミがダイスキ♥」(Amazon) 発売元・販売元 株式会社バップ 発売日 1995.12.01 価格 971円(税抜き) 内容 キミがダイスキ♥ Happy Birthday Present キミがダイスキ♥〈off vocal version〉 Happy Birthday Present〈off vocal version〉 備考
https://w.atwiki.jp/s2stendhal/pages/113.html
#blognavi ついにSMAP5人全員が三十路を迎えました~! パチパチパチ ということで、 慎吾ちゃん、お誕生日おめでとー!!! やっと大人の仲間入りって感じがします。 この年齢になるとフツーは5歳の差ってあってなきが如しな感じがするじゃないですか? なのに、なんでしょう。 スマさんのこの歴然とした違いってのは(笑 長男、とか下二人、下三人とかそういう呼び名が健在だから仕方ないのかな~ でもこのカースト制度好きですvvv 慎吾ちゃんは今年は西遊記とかいろいろ精神的にきついことがたっくさんあると思いますが、他メンはいつでも絶対に味方だから負けないでがんばって乗り越えてほしいです! こんなにたくさんのファンもいるんだしね。 これからもSMAPで仲良く楽しく元気にいてください。 という感じですね。 カテゴリ [かりゅう] - trackback- 2007年01月31日 22 45 39 #blognavi
https://w.atwiki.jp/tokimekicn/pages/1828.html
Happy! Sparky! 阳之下光的Image Song之一。 歌词中红字部分的ひまわり(向日葵)为阳之下光的代表花。 歌曲信息 作词:田中みほ 作曲:M Rie 编曲:米光亮 Guitar All Other Instruments:Ryo Yonemitsu 演唱:野田順子 歌词 You're my sunshine. You're my every happiness. この広い世界で 果てしない奇跡を越えて 巡り会えた 突き抜ける青空 まっすぐに見上げたまま 君を感じてる あたたかい陽射しに両手を伸ばすの まるで幸せなひまわりみたいに 君に逢うため ここに生まれた 何も要らない ただ傍に居るだけでいい I'm your flower. I want to shine for you. 君だけ見つめて 真夏の花の強さで 輝きたい You're my sunshine. You're my every happiness. これは運命なの まぶしい太陽みたいな君が大好き! ポケットのビッズを 光にかざした向こう 君が笑ってる 何気ない時間を眩しく重ねてゆこう 涙も笑顔も分け合って 遥かに続く 愛しい未来 つないだ手に伝わる強さを信じて I'm your flower. I want to shine for you. 君だけ見つめて 真夏の花の強さで 輝きたい You're my sunshine. You're my every happiness. この広い世界で 誰より大切な人と 巡り会えた I'm your flower. I want to shine for you. 君だけ見つめて 真夏の花の強さで 輝きたい You're my sunshine. You're my every happiness. この広い世界で 果てしない奇跡を越えて 巡り会えた 收录CD 心跳回忆2 Blooming Stories 10 阳之下光 (2001/08/29) 相关页面 音乐
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/5066.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE YEAPPY HARDCORE HAPPY☆LUCKY☆YEAPPY DJ ミラクル☆ストーン 190 1467 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anisonsetlist/pages/308.html
開催日:2008年08月28日 会場:渋谷eggman 出演者 遠藤正明 セットリスト Re START 戦士よ、起ち上がれ! Flash the Night 創聖のアクエリオン 愛をとりもどせ! 魔神見参! 爆闘宣言!ダイガンダー Open Arms (Journey カバー) Runaway (Bon Jovi カバー) GO GO POWER RANGERS シージェッター海斗 Too Fast To Live Too Young To Die my beloved 環境超人エコガインダー 完全無欠のGOファイター! 爆竜戦隊アバレンジャー 永遠のその先~You are the best buddies~ アンコール あの河を越えて ダブルアンコール CLOWN 勇者王誕生!
https://w.atwiki.jp/musekijin/pages/221.html
放課後のこと。 日付 2010年9月10日(金) 執筆 chick-en タグ FF9 chick-en あったまぐるぐる(日本) ぐるぐる ナイル川(アフリカ北東部) ハンメルフェスト(ノルウェー) リスニング 放課後事件 新曲 某ムスカ 自宅受験 模試の自宅受験のため問題を取りに行きましたところ。。 「自宅受験申し込まれてないぞ~」 「え、申し込んだはずですけど。。」 「まあいいや、これからリスニングやるから場所確保しとけ~」 「はい。」 ・・・・・・。。。 色々Waaaaaao。。。。。。 ・・・・・・。。。 今日は本当は学校に残って勉強する予定でしたがリスニングをとっとと片付けて一目散に帰りましたとさ。 yukinko氏へFF9ワンポイントアドバイスその3 編集画面へ。 新曲 現在溜まっているのが「HAPPY BIRTHDAY!!」「ENDLESS THEME」「SKILLS」「破滅の女神~クイーン・オブ・スカイソード」「CLOUD TOWN~ネットワーク・コスモビュー・タイトル「試練~稲妻」」「ユニコーン」「ペガサス」の7曲。予定通りアップできそうです。 あらかじめ解説入れておきます。。 HAPPY BIRTHDAY!! そのまんま。。 ENDLESS THEME 以前説明したので省かせていただきます。。 SKILLS テーマは「正体を現せ」です。 破滅の女神 もともとHAPPY BIRTHDAY!!をハードに仕上げてみようとか思いつつも試行錯誤してたらこちらの曲のほうが似合う形になってしまいました。。 CLOUD TOWN 歌詞のテーマは「つながり」。「LINK WORLD」もほぼ同じテーマでしたが、それよりももっと範囲の広い意味でつけたタイトルです。 ユニコーン アルバム(テーマ特集)のオープニング。 ペガサス アルバム(テーマ特集)のエンディング。 はんめるふぇすと 世界で一番寒い港。 ないるがわ 世界で一番長い川。 あったまぐるぐる 世界で一番ぐるぐるするもの。 ストレスの原因解消のためにちょっとだけ書かせてください chick-enやることリスト ENGLISH×13 オケ×3 数学×1 学校×2 うおりゃぁぁぁまだやったるぜ。 目が・・・・・・・・・・・・目があぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・ ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる。